突然ですが、家の予算を考えたときに、

存外キッチンって高いんだなって思いませんでしたか?

私も住宅会社で働いてるときには、なんでこんなに高いのかなと思ってはいたんです。

でも、間取りや床と壁の素材、新しいデザインのタイルなんかは興味がありましたが

キッチンって割と、ショールームとお施主様任せで、大体標準品だったんですよね。

ですので、今回はどうして高く感じるのか、ざっくりですが簡単にお話ししますね。

 

本体は、そもそもただの箱じゃない。

シンプルな収納、例えばカラーボックスってすごく安いですよね。

3段の物で1000円前後くらいでしょうか。

そんなイメージをお持ちで、同じ収納の箱と思っていたら高いと感じるかもしれません。

収納家具とキッチンの違いは、なにがちがうのでしょうか。

 

・素材が違う。

ワークトップ、扉、躯体、ひきだしなど、適材適所で素材を変えています。

それぞれたくさん選択肢があって、驚かれる方も多いと思ます。

例えばカラーボックスの上で、カボチャを切ったり、パン生地をこねようと思います?

無理ですよね。荷重に耐えられなくて壊れそうですもん。

まな板濡れてたら、シミになりますしね。

でも、それらの作業は日々当たり前にキッチンで行われています。

水に強く、汚れに強く、傷がつきにくく、熱に強く…

キッチンに求められることは、とても多く、すべてが高い精度であればより快適です。

性能が良い素材を組み合わせて行けば、価格は当然上がってしまうのです。

 

それぞれの部位別の素材についてはまた改めてご説明いたします。

ちなみにこちらは過去の天板素材のブログです。

「ジンダイ」の天板って一言でくくれません (前編)

「ジンダイ」の天板って一言でくくれません (後編)

 

・レールが違う。

家具の引き出しだと、そもそもレールが無いものも多いですよね。

キッチンのショールームなどで、高いグレードと、安いグレードの

引き出しをぜひ開閉してみてください。

もしかすると、物が入っていないのでその場では少しわかりにくいかもしれません。

でも実際はそこに食器やビンなど重くて割れやすいものがぎっちりと入ります。

レールのグレードがもし一般の家具のレールをつけてしまえば、

カチャカチャと食器が音をたてたり、出し入れに力が必要になります。

 

 

・最新調理機器がセットされている

加熱機器、レンジフード(換気扇)、水栓、はどの家でも大体付けますよね。

それから人によっては、食洗器、浄水器、オーブン…

住宅会社さんによっては、「追加料金なしの標準品です」とは仰いますが

いずれにせよ無料ではないので、家具とは違って、機器類の料金が発生します。

 

長々とお話ししてまいりました。

さて、私が何を言いたいのかというとですね、

キッチンのこと、ちゃんと検討されてますか?と言いたいんです。

間取り、床と壁の色や素材は皆さんじっくり考えてらっしゃると思うんです。

 

キッチンは?キッチンは標準品から色だけ選んで、

少しオプションを検討しただけではありませんか…と、言いたいのです。

 

でもそれは、お客様が悪いんじゃないんです。

そもそも選択肢を与えられていないのですから。

見たことが無いものや知らないものを選べるわけがありません。

 

そもそもキッチンでどうしたいんでしょうか。

毎日の調理なんて当たり前すぎて、考えたことが無い方も多いと思います。

 

たとえば私だったら…

料理を作ることは得意ではないので調理機器はそんなにこだわりません。

予算に限りがあるなら、楽する方向にお金を使いたいです。

鍋やボウルも洗える海外製の食洗機をつけたいです。

で、自分で洗う気はないのでシンクは小さくていいです。

その分、ワークトップを散らかすと思うので作業スペースを広く欲しいです。

図面にしてみるとこんな感じでしょうか。

魚焼きグリルは、パンとかソーセージも焼きたいので欲しい…

IHじゃなくてガスがいいかも…

食洗機で洗ったお皿をそのまましまいたいから、食洗器は背面収納に入れてしまおうか…

そんなことを考えるのも楽しいものです。

 

私と違って料理好きの方ならなおさらですよね。

目線の高さのオーブン、とろ火と超過力のコンロ、遠赤外線で焼くグリル(!)

そんなアイテムも世の中には選択肢としてあるんです。

そこでこちらのイベント!

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こういう料理が作りたい!

そんな目線からのヒアリングでキッチンのプランニングを行います。

完全予約制ですので、詳しくはこちらをどうぞ。

 

ちなみにほんの一部ですが、店内はこんな雰囲気です。

見たことのない機器が必ずあります。

知っていて選ばないのと、選び終わった後に知って後悔するのでは全く違います。

ぜひ一度ご来店ください。

以上、金曜日のブログ当番小長井でした。